豆知識  今日2月19日は、雨水

豆知識

二十四節気の一つ
恵みの雨から春の訪れを感じましょう

日本古来より使われている暦の一つ
太陽の動きをもとに一年を二十四等分しこまやかな季節の変化を表します。季節の移ろいとともに
自分の体の変化にも目を向けてみましょう。

「雨水(うすい)」は、季節の指標である「二十四節気」の2番目の節気。「降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる時期」という意味で、2022年は2月19日(土)〜3月4日(金)です。また、「雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる」という言い伝えから、雛人形を飾るのにおすすめの日だそう。
3月3日の雛祭り(桃の節句)は、雛人形を飾って子どもの健やかな成長を祈るお祝い。雛人形には「いつから飾る」という明確なルールはないのですが、一般的には立春から2月中旬くらいまでに飾ります。前日に飾る「一夜飾り」は避けるほうがいいと言われています。

つい出しそびれてしまう人は、雨水に出すのがおすすめ。雨水に雛人形を飾ると、良縁に恵まれると言われているからです。これは、雛祭りは水に関係する行事で、雛人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来するため、水が豊かになる雨水に雛人形を飾り始めると良縁がもたらされると考えたからだそう。2022年は2月19日から雨水に入るので、ぜひ良縁を願って飾り始めてくださいね

この頃から梅が咲き始めます。

梅は桜と並んで古くから日本人に愛されている花で、奈良時代は「花見」といえば梅を鑑賞していました。

梅の木は近所の社寺や公園などに植えられていることも。花に気づいたら、ちょっと立ち止まってみてください。花の可愛らしい形や色、馥郁たる香りに癒やされ、春の訪れを感じることができるでしょう。

おうちで切り花の梅を飾って、お花見をするのもおすすめ。切り花でも2週間程度もちます。食事も、白米を梅の形に型抜きして中央に桜でんぶを添えた花形ご飯にしたり、梅の形に飾り切りしたニンジンで煮物を作ったりすると、食卓が華やぎ春めきますよ。