12月8日は「成道会」

12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日です。

本堂に入堂し、紙芝居や掛けずを読み聞かせしながら以下のように話を進めていきます。

成道会とは、釈迦の成道を記念して行われる法要のことである。

▶️一つは「人は何かを求める。そのために努力する」こと。求めると欲しいは違う。かしこい子どもになりたいと求めるならば、そのように努力する。励みの心がたいせつ。

▶️二つは「自分の中にも邪悪な心がある。それをしっかり見つめ、負けないようにする」こと。嘘をついたり、悪口を言ったり、怠けたりサボったり、そういう心は人間であれば誰にでもある(園長先生にもあります)。大切なことはそれを自覚して、そういった邪悪な心に打ち勝つ、強い心をつくること。

▶️三つめは「自分一人で生きているのではない。みんなのおかげで生かされている」こと。君たちはお父さんお母さんがいて生まれてきた。お友だちがいるから、一緒に歌を歌うことができる。がんばることができる。自分一人で生きているわけではない。多くのおかげをいただいていることに感謝する。

成道会とは子どものお祭りではありません。子どもという無垢な存在を通して、私たち大人の生き方、ありかたを見つめ直す大事な機会でもあると思うのです。